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500万円ぐらい住宅のカタチ

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サイコロのようなカタチが堅牢で安く出来ます。
家は地震に耐えなければなりません。
どっしりと構えたカタチが強そうで頼もしく思えてきます。

家をキノコにたとえた場合、
1階に比べて2階が大きいので直ぐに倒れてしまうのは容易に判断が出来ます。

お城のように上に向うほど小さくなるカタチはどうでしょう。
柱の数が減り、2階の重量も軽くなるので確かに強いのですが、
力の伝達が屋根から地面に向って真っ直ぐ下に向わないので
1階の屋根と2階の壁の接する部分などで部分的に強い力が加わってしまいます。

お城は下の階になるほど太い柱と梁で支えているので大丈夫ですが、
500万円ぐらい住宅に太い柱と梁を使ってしまうと部屋が小さく、
低く、ものすごい圧迫感のある家になってしまいそうです。

1階と2階の外壁が上から見て同じ位置になるようし、
そのさまがまるでサイコロのようなカタチであれば屋根の重みが地面まで真っ直ぐ下に伝わり、
最小限の材料で地震に耐えることが出来るのです。

家は風にも耐えなければなりません。
地球温暖化の影響でしょうか、季節の変わり目や台風の際に吹く風が年々強くなってきているように思えます。
家が風に飛ばされないためにはまたしても壁が大事になります。

タバコのケースのような縦長の薄い形をした箱を探してテーブルの上に置いてみてください。
息を吹きかけるとパタンと倒れてしまうと思います。
パタンと倒れなかった人は広い面のほうではなく、
側面の「あなたの健康を損なうおそれがありますので吸いすぎに注意しましょう」
と書いてある側面を吹かれたのではないでしょうか。

サイコロのようなカタチをした箱で同じことをすると、
相当頑張って吹きかけないと倒れないと思います。

今のは極端な例でしたが、実際の建物では壁を補強したり、
基礎の金物を強いものにすることでタバコのような形をした家でも地震力や風圧に耐えるようになります。

ただ、補強することで費用がかさむこととなるのでサイコロのような形が経済的といえるでしょう。




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自分サイズのフラットハウス

60歳だからこそ家を建てる。住んだ日から人生が前向きで明るくハッピーに花開いてゆくコンパクトな60(ロクマル)ハウスと以前にチャレンジした500万円住宅のお話

shige 500

Author:shige 500



アトリエシゲ一級建築士事務所代表
建築家:湯山シゲユキ

http://atshige.com/

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