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窓は引き違い

窓は引き違い
西欧の家はレンガを積み上げた壁構造です。
壁で建物を支えるので窓はあまり大きく出来ません。
寒さも厳しく、ガラス窓から冷気が出てしまうこともあり小さい方が好都合なわけです。

その昔は侵略者から家族を守るという意味もあったでしょう。
一方、日本ではその昔、窓のことを「間戸」と呼びました。
家は柱と柱で囲まれた空間に屋根を載せただけで
「雨露を凌げれば良い」という考えです。

夜はちょっと寒いなと思って柱の間に取り外しの出来る板を取り付けたり、
文化が進めばそれが襖になったり、
光りが欲しいなとなって障子になったりしながら現在に至りました。
部屋と外部を仕切るためだけの間の戸だった訳です。

神社やお寺をイメージするとわかり易いかも知れません。
このような歴史から日本の窓は柱の間に溝を造り、
溝の上を横方向に開閉する方式が根付き、
西欧では大事な壁が残せるよう幅が狭くても窓が機能するように
丁番を使ってドアのように外側に開閉する方式や上下に開閉する方式が根付きました。

最近の主流の窓はアルミ製ペアガラス窓です。
錆びにくく耐久性のあるアルミフレームに空気層を持った二重ガラスがはめ込まれ断熱性能を高めます。
フレームが樹脂や木を使ったものもあり、共に熱伝導率が低いので結露に強く、
窓周りに水滴がつき難くなっております。
金額が若干高いので今回はアルミ製で考えました。

窓の形は「引き違い窓」を積極的に使います。
地球には重力があり、重みは上から下へ流れます。
ガラスは意外に重いので、滑り出し窓や上下窓のように重さを横で支えるタイプとなると
補強するための材料を増やしたり、フレームを太くしたりしなければなりません。

重さを一番下のレールで支える引き違いタイプであれば余計な補強をする事も無いので
その分安く出来るのです。

窓種類




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shige 500

Author:shige 500



アトリエシゲ一級建築士事務所代表
建築家:湯山シゲユキ

http://atshige.com/

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