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このような生活をしていました。1

さかのぼること18年前、当時、28歳で建築家として独立したての私はすでに結婚もしており、
0才の子供と三人で2DKのアパート暮らしておりました。

仕事も少なく、安定した生活など夢のまた夢でした。
やっとのご縁で住宅の依頼を受けたクライアントとの打ち合わせにしても
室内に洗濯物の干してある狭いアパートには呼べず、
夜中に響き渡る子供の泣き声も夫婦の悩みでした。

クライアントの夢と希望に満ちた家をこれから設計する者としてはなんともお粗末な環境です。
そんな現実ではありましたが28歳の私は生意気にも

「人を幸せにするには自らが慎ましやかでいいから幸せな生活を営んでいなければならない」
それと同時に家族の幸せと自分の夢を叶えたいと思っておりました。

そのためには最低限必要な生活空間と仕事空間を確保しながら最小限の経済的負担で済むような家があれば全てが解決するのではないかと考え始めました。

家は高価で持てないかも知れないが車なら皆、乗っていました。
そこで当時、爆発的に売れていた高級国産車が買える500万円ぐらいで家が建たないかと図面を描き、
知り合いの工務店さんに見積もりをお願いしました。

描きあがったその家は長方形で「とうふ」のような形をして、大きな窓を居間に集中させ、キッチンや洗面台も中古ショップで買うなどの条件にして、断熱材さえもなかったような気がします。
(当時はDIY感覚で家を建てることが比較的許されていたおおらかな時代でした。)

でも2DKのアパートよりもずっと広く、吹き抜けもあり、明るく、ドタバタ走れそうで
絶えず家族の笑い声が聞こえてきそうな図面になりました。
工務店の社長さんから出来てきた見積もりを聞くと、
「まあ、500万円ぐらいで出来そうだよ。」といってくれたことがとても嬉しかったことを思い出します。

500万円ぐらいで家が建つかもしれないという感触をつかめたのですが
建てる土地も必要なのですぐには実行に移れません。
土地が買えるまでひとまず今住んでいる2DKのアパートから一戸建ての借家に引越しました。

これでクライアントさんは呼ぶことは出来なくても業者さんなら許してくれそうなスペースが
確保できました。
子供がスヤスヤ休めるスペースも生まれて一応、人生の応急手当が済みました。

つづく、、



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自分サイズのフラットハウス

60歳だからこそ家を建てる。住んだ日から人生が前向きで明るくハッピーに花開いてゆくコンパクトな60(ロクマル)ハウスと以前にチャレンジした500万円住宅のお話

shige 500

Author:shige 500



アトリエシゲ一級建築士事務所代表
建築家:湯山シゲユキ

http://atshige.com/

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