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山の頂上で目にした光景

私が生まれ育った神奈川県西部に矢倉岳という標高900mにも満たない、親指の先のような形をした愛らしい形の山があります。地元では「タケノコシ」という名で呼ばれています。由来は日本書紀などで登場する「ヤマトタケルノミコト」が腰掛けた山だからそうです。なるほど腰掛易そうな形をしているけど、「座面がもうちょっと平たいとお尻に優しいのにな」なんて思っていました。そんな折、過疎化が進む地元で、眠っている観光資源を見直そうという勉強会に参加した際、「タケノコシ」の魅力を探そうと登ってみたときのことです。ハイキングコース入口には私を含め、30代~50代の男性メンバー6人が集まりました。日常から何かしら運動をしているメンバー5人は歩きながら目に付いたものを観察し、観光資源としてどうかなど提案しあって一定の間隔で歩きます。それより遅れるもの1名、携帯電話で何やら話しながら序盤から遅れ気味。そのうちに頂上までの急坂が始まりました。運動をしている5人でも日常と使う筋肉が違うせいか、すっかり息が上がっています。携帯さんに至っては通話をする余裕も無く、見えなくなってしまいました。ようやく見えた携帯さんは右脚を引きずりながらゆっくり登ってきました。途中、彼を数回か待ちながらようやく頂上へ到着。余り知られてない山なのでハイカーも少ないことだろうと思っていたところ、既に50人ほどの人が休んでいました。赤いチェックのツバの長い帽子、青いレギンスに黄色の靴紐など華やかなファッションに身をまとった山ガールの数グループが昼食を作り始めていました。あるグループは大きなフライパンでパンケーキを作り、お皿の上にクマの顔になるよう盛り付けをし、あるグループは四角いフライパンを丁番繋ぎ合わせたようなホットサンドイッチクッカーを持込み、具を一杯挟み込んでいました。料理することもイベントの楽しみのひとつにしている様子です。周囲を良く見渡すと60~70歳の先輩グループが半分近くいることに気がつきました。ある男性先輩グループはバス停で見かけた人たちです。我らより先に登り、お弁当を食べ終わり、美味しそうにデザートを味わっていました。左前方から、なにやら歌声が聞こえてきました。また新たに頂上に登って来るグループのようです。林の影から姿を現したのはカラフルな装いの山ガール10名でした。我らの前を左から右へと通り過ぎる山ガール御一行、良く観察するとこれまた60~70歳の山ガール先輩達だったのです。軍隊のような手際よさでレジャーシートを広げ、輪になり、昼食を始めました。朗らかな笑い声がこちらまで聞こえ、とても微笑ましく思えました。「60歳を過ぎても健康で、自分の時間を持て、困らない程度の蓄えがあり、家庭の色々が片づいているからこそハイキングを楽しめる訳で、こんな充実した人生が送れたらどんなに豊かであろう」そんなことを思いながら下山したのです。これから書くことは60歳からも心豊かに過ごすために、例えば「コンパクトな家を建ててみる」という方法もあるという提案です。
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自分サイズのフラットハウス

60歳だからこそ家を建てる。住んだ日から人生が前向きで明るくハッピーに花開いてゆくコンパクトな60(ロクマル)ハウスと以前にチャレンジした500万円住宅のお話

shige 500

Author:shige 500



アトリエシゲ一級建築士事務所代表
建築家:湯山シゲユキ

http://atshige.com/

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